[箴言 3:11,12,13,14,15,16]
わが子よ、主の懲らしめを拒むな。
その叱責を嫌うな。
父がいとしい子を叱るように、
主は愛する者を叱る。
幸いなことよ、知恵を見出す人、
英知をいただく人は。
知恵で得るものは金で得るものにまさり、
その収穫は黄金にまさるからだ。
知恵は真珠よりも尊く、
あなたが喜ぶどんなものも、それと比べられない。
知恵の右の手には長寿があり、
左の手には富と誉れがある。
どんな出来事の中にも、主の手があるものだ…。心を尽くせば、それは常に、見つけられる。
フットプリント(あしあと)の詩を思い出すなぁ…。
ある夜、わたしは夢を見た。 わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。 暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。 どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。 ひとつはわたしのあしあと、もう一つは主のあしあとであった。 これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、 わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。 そこには一つのあしあとしかなかった。 わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。 このことがいつもわたしの心を乱していたので、 わたしはその悩みについて主にお尋ねした。 「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、 あなたは、すべての道において、わたしとともに歩み、 わたしと語り合ってくださると約束されました。 それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、 ひとりのあしあとしかなかったのです。 いちばんあなたを必要としたときに、 あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、 わたしにはわかりません。」 主は、ささやかれた。 「わたしの大切な子よ。 わたしは、あなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。 ましてや、苦しみや試みの時に。 あしあとがひとつだったとき、 わたしはあなたを背負って歩いていた。」 |
マーガレット・F・パワーズ |
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