ほんまつてんとう?

こっうっぇ!(怖い)

米連邦航空局、バイデンさんの公約通り、重度知的障害者を飛行機の操縦士採用開始。
https://ameblo.jp/11-d/entry-12836902267.html

わたくしも、差別するわけじゃないですけどもね。
人それぞれの特性に合わせた区別は必要と、思いますよ。
理解し合ってね。

うちの船にもそれに近い青年をあずかってますけども、確かに、仕事は誠実に、忠実に、出来ますよ。
ただ、それはルーティンワークのような、決まった仕事に限っては、ね…。

言い方を変えると、言われたことはキッチリ正確に間違いなくこなせるんですけども、言われてないこと、いつもと違うことについては、まるっきり出来ないんですよ。

応用が効かない。
いつもと違った方法を考え出せない。
アクシデントに対応できない。
対応できないどころかパニック状態になる…。

お船の世界では、理解者が側にいないと とっても危うく感じまする…。

この世界は、狼さんがとっても多い業種に数えられましょう。
昔に比べたら丸くはなってるでしょうけども、傾向として、船乗りはまだまだ、短気です。

彼がうちの船に初めて来てくれた時、たとえは悪いかもしれませんが、虐待から保護された子犬さんのようでした。

会話ができなくて、いつもビクビクして、人の目を見ることなんてできなくて…。

ああ、狼さんたちにボロボロに扱われて来たんだろうなと、一目で察知いたしましたよ…。

この頃は、話しかけるとニコッとして、返事を一言ふた言 返してくれるようにはなりましたけどね。
まだ、仕事上の伝言以外のことで、彼のほうから話しかけてくれることは、ありません。
2年経ちましたけど。

リハビリと思って(笑)、気長に、他でも人並みに通用できるよう、育ててあげたいと思ってはおりますがね。

ところで、民主党アメリカは、やりますね(皮肉です)

航空関係従事者になるには、難しい試験をパスした人たちに資格が与えられるんですが、大統領オバマさんの時は、こんなことがあったようですよ。

航空関係従事者に、黒人が少ないじゃないか。
航空業界は黒人を増やしなさい。

え?試験がハイレベル過ぎる?
何 言ってんだ!
そんなもん、試験のレベルを下げなさい!

…ってことで、黒人を増やすという理由のために、採用試験レベルが下げられたんだそう。

それでね、発着とか、他の便との兼ね合いとか、緊急事態の対応とか、頭の回転の速さが求められるこの業種に、それらを咄嗟に捌ききれない人たちが、大勢、混ざっちゃうことになった…。

先日日本では羽田で事故がありましたけども、アメリカではニュース沙汰にはならないまでも、あんなのに近いのが日常茶飯事になっちゃってるって記事を見ましたよ。

日本も、人手不足で、ひょっとしたらすでに、採用レベルを下げてるかもしれませんよね…。
日本の高齢化、人手不足を、外国人で穴埋めしようという国の方針が出来てるぐらいですもんね。

内航船のこの業界だって、働いてる人はおじいちゃんばっかりで、人員確保は危ういもんよ…。

トラック、バスの業界も風前の灯らしいじゃん。

お国は、机でお仕事してる人たちによって、「労働時間を遵守せよ」「休息時間を確保せよ」ってね、簡単に法律作ってくれますけども、それを守るためには休息中に代わってくれる交代員が確保されなければ、できないのですよ。

そのくせ、高速道路のパーキングが休憩のトラックだらけになっちゃって困るから、いっそパーキング有料制にしようぜ、そしたら泊まるトラックが減るだろうって…

トラックの運ちゃん、休憩できなくて、死ぬよ!? 事故るよ!?

外国にお金ばらまくの、するなとは言わないけれど、その分もっとこっちに廻してよ。

アメリカも日本も、自国を滅ぼしたいんかというようなリーダーたちには、恵まれておりまするね(皮肉です)

ないすみてゅる について

パパをやってる ホームスクーリングもやってる 5人のパパ タンカーの航海士 愛知県在住
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